全車電動化の未来に先駆け
キャデラック、電気自動車「リリック(LYRIQ)」を世界初公開
ブランドの新たな方向性を示す量産モデルの販売を開始
本プレス・リリースは2021年4月22日に米国で発表された英語版プレス・リリース(https://media.cadillac.com/media/us/en/cadillac/home.detail.html/content/Pages/news/us/en/2021/apr/0421-lyriq.html)の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。
デトロイト発- 本日キャデラックは、ブランドの未来を照らし、ラグジュアリーカーの基本的な概念を再構築する歴史的な瞬間を迎えました。「キャデラック リリック」2023年モデルの量産開始は1世紀にわたるイノベーションの集大成であり、すばらしい新時代の幕開けです。キャデラック初の電動ラグジュアリーSUVのテストは予定よりも早く進んでおり、キャデラックは、2021年9月から全米で受注予約をスタートし、2022年前半から販売を開始すると発表しました。
グローバル・キャデラックのバイスプレジデントのロリー・ハーベイは、「キャデラックは今後10年間で、一連のエキサイティングな新型電気自動車を通じてラグジュアリーな交通手段の未来を定義していきます。そして、すべては『リリック』から始まります。2023年モデル『キャデラック リリック』の見事なデザインと巧みに統合されたテクノロジーは、GMの『アルティウム(Ultium)』プラットフォームとの組み合わせにより、かつてない高性能でラグジュアリーな体験を提供します。そしてこれがキャデラックの新たなスタンダードとなることでしょう」と述べています。
「リリック」は、専用のEVアーキテクチャによって可能になった最高のテクノロジーと、感動を呼び起こす卓越した性能を搭載します。12モジュールで構成された100kWhのバッテリーパックと後輪駆動の「アルティウム」プラットフォームは、最高出力340PSと最大トルク440Nm(キャデラック推定値)を発揮し、フル充電で300マイル以上の航続距離※1を実現するように設計されています。
「リリック」のチーフエンジニアであるジェイミー・ブリュワーは、「『リリック』の動力源となる極めて柔軟なモジュール式『アルティウム』プラットフォームと先進的なバーチャル開発ツールにより、キャデラックは開発期間を短縮し、プロトタイプの実走航続距離を予想よりも早く延ばすことを可能にしました。我々の目標が路上で実現するのを見るのが楽しみです。つまり、この先駆的でラグジュアリーな電気自動車を当初の計画よりも9カ月早くお客様にお届けすることができるということです」と述べています。
「リリック」は、公共の充電ステーションでの190kWの高速直流(DC)急速充電にも対応しており、10分※2の充電時間で約76マイルの航続距離を延長することができます。また、家庭での充電については、19.2kWの充電モジュールにより、業界最速の速度で1時間あたり航続距離を最大52マイル伸ばすことができます※2,3。
また「リリック」は、電動ドライビングエクスペリエンスを思い通りにコントロールするため、利便性の高い「ワンペダルドライビング」※4と共に、次世代のGM独自の回生ブレーキシステム「Variable Regen on Demand(バリアブル・リジェン・オン・デマンド)」※5テクノロジーを採用します。キャデラックの新しい「Variable Regen on Demand」※5により、ドライバーは、ステアリングホイールに備わる感圧パドルを使って、「リリック」がどれくらいのスピードで減速し、完全に停止するのかを制御できます※4。いずれのテクノロジーも、回生ブレーキを利用して電気自動車の走行効率を最大限に高めます。
2023年モデル「リリック」のその他のハイライトは以下の通りです:
· 対象の道路における業界初の完全ハンズフリー運転支援システム「スーパークルーズ」※6
· 対角33インチの最新型大型LEDディスプレイ
· キャデラックの次世代「アクティブノイズキャンセレーションシステム」
· 演出効果を備えた点灯シーケンスの細長いLEDヘッドライト
· ヘッドレストスピーカーを含む19個のAKGスタジオ製スピーカーオーディオシステム
· スマホを活用したKeyPassデジタル車両管理アプリ
· デュアルレベル充電コード
· 標準装備の20インチスプリット6スポークアロイホイールまたはオプションの22インチ・ダイナミクスプリットスポークリバースリムアロイホイール
予約の際には、外装色をサテンスティールメタリックまたはステラーブラックメタリックから、また内装色をスカイクールグレーまたはノワールから選ぶことができます。
キャデラックデザインのエグゼクティブディレクターであるアンドリュー・スミスは、「『リリック』のクリーンなデザインは、キャデラックの未来のスタンダードを表現しています。私がデザインチームに与えた目標は、細部までショーカーと同じレベルで『リリック』を設計することでした。お客様には、未来を走っているように感じていただきたいと思います」と述べています。
インテリアは、すっきりとしてシンプルで、二次的および三次的なデザイン要素を重視しています。ウッドとメタルの組み合わせにレーザーで複雑にエッチングされたパターンを施した、これまでにないデザインを採用しています。湾曲した大型LEDスクリーンを中心に、すべてのコンポーネントが巧みに組み込まれ、テクノロジーと照明、装飾に一体感をもたらします。
また、キャデラックのブランドスタイリングの最も顕著な例である特徴的な「ブラッククリスタル」のグリルについて、「我々は、ひと目でキャデラックと分かる、この車の“顔”を与えたいと考えました」と述べています。特徴的な縦長のライティングは、点灯の演出によって強調されます。このエクステリア・ライティングは、大きな技術的躍進であり、キャデラックは改めて業界初となる縦長ランプの採用を実現しました。
2023年モデルの「キャデラック リリック」は、2022年第1四半期に生産が開始される予定で、価格は59,990ドルとなります。生産はGMのテネシー州スプリングヒル組立工場で行われ、同工場には、電気自動車の生産を支援するために20億ドルが投資されます。さらにスプリングヒルの最新型バッテリーセル製造工場には、GMとLG Energy Solutionとの合弁会社Ultium Cells LLCによってさらに23億ドルが投じられます。
なお、「キャデラック リリック」をフィーチャーした新しい広告キャンペーンが、4月25日、アカデミー賞の中継内で公開されます。
また、日本市場への導入時期につきましては、改めてご案内いたします。
※1 GMのテストに基づく。 EPAの公式推定値は未発表です。実際の航続距離は気温、地形、バッテリーの経年劣化、車両の積載量や使用状況、メンテナンス方法などいくつかの要因により異なる場合があります。
※2 実際の充電時間はバッテリーの状態、充電器の出力、車両の設定、外気温によって異なります。
※3 出力19.2kW / 100AのAC充電設備が必要です。
※4 急停止の際は、必ずブレーキペダルをご使用ください。
※5 バッテリーが冷えている、もしくはフル充電に近い状態では、回生ブレーキの性能が制限されることがあります。
※6 スーパークルーズを使用している間も、運転中は常に注意を払い、携帯機器を使用しないでください。 対応する高速道路や詳細については、Cadillac.com/supercruiseをご覧ください。
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