キャデラック、ブランド初の電動レーシングカー「キャデラック V-LMDh」のカラーリングを公開

2023-01-17


 

キャデラック、ブランド初の電動レーシングカー

「キャデラック V-LMDh」のカラーリングを公開

 

本プレス・リリースは2023年1月12日に米国で発表された英語版プレス・リリース(https://media.cadillac.com/media/us/en/cadillac/home.detail.html/content/Pages/news/us/en/2023/jan/0112-lmdh.html)の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。

 

キャデラックは、2023年1月28日に開幕するロレックス・デイトナ24時間レースでデビューする3台の新型電動レーシングカー「キャデラック V-LMDh」のカラーリングを公開しました。

個性的なデザインの3台には、「キャデラックV-LMDh」をサポートするチームを表して、それぞれキャデラックVシリーズのエンブレムとは異なる大胆なカラーリングが施されています。

キャデラックのグローバル・バイスプレジデントであるローリー・ハーヴェイは、「キャデラックは、世界で最も過酷なレースのひとつであるル・マン24時間レースを含む北米や世界のトップドライバーと戦う準備ができています。キャデラックが全車電動化の未来に向けて開発を進める中、新型『V-LMDh』は、新たな先進性能技術を探求する私たちの取り組みを後押ししてくれます」と述べています。

キャデラック・レーシングは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にキャデラック・レーシング「V-LMDh/01号車」とウェーレン・エンジニアリングの「V-LMDh/31号車」で、FIA世界耐久選手権(WEC)にはキャデラック・レーシング「V-LMDh/2号車」で参戦する予定です。3台のカラーリングは、01号車はゴールド、2号車はブルー、31号車はレッドと、Vシリーズのグラフィックとカラーをテーマとして、それぞれVシリーズのロゴの基調カラーを採用しています。

「V-LMDh」は、キャデラックの新型LMC55R 5.5L DOHC V8エンジンを搭載し、LMDhコモンハイブリッドシステムと組み合わされます。自社開発したこの自然吸気レーシングエンジンは、シリーズ仕様で最高出力670psを発揮し、7速シーケンシャルギアボックスを搭載しています。

キャデラック・レーシングとキャデラック・デザイン、ダラーラ社が共同開発した「キャデラックV-LMDh」の最終デザインは、2022年夏にデビューした「プロジェクトGTPハイパーカー」からヒントを得ています。縦型ライトやフローティングブレードなど、キャデラックの特徴的なデザイン要素が取り入れられています。

キャデラックのリード・エクステリア・クリエイティブ・デザイナーのクリス・ミカラウスカスは、「美的観点から、LMDhのレギュレーションは、一目見てキャデラックとわかるマシンの構想をデザインすることを可能にしました。そしてこれはファンにとっても、真のエンスージアストである人々にとっても、すべてのクルマが個性的であることを実感できる、とてもエキサイティングなことです」と述べています。

 

チーム

キャデラック・レーシングの各ドライバーは、「V-LMDh」の開発に貢献しました。2号車は、アール・バンバー/アレックス・リン/リチャード・ウエストブルックにより、100周年記念のル・マン24時間を含むFIA WECと、02号車としてロレックス・デイトナ24時間に参戦します。2号車には、1950年にキャデラックがル・マンに初めてエントリーしたブリッグス・カニンガムの「ル・モンストル」へのオマージュが込められています。

さらに、セバスチャン・ブルデー/レンジャー・ファン・デル・ザンデは、01号車でIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する予定です。また、彼らは、2023年のロレックス・デイトナ24時間で通算6度のインディーカー・シリーズタイトルを獲得、4度のロレックス・デイトナ24時間の勝者であるスコット・ディクソンとタッグを組む予定です。

ピポ・デラーニ/アレクサンダー・シムズは、31号車を駆ってIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦します。シーズンを通して、ジャック・エイトケンが加わる予定です。

 

レーシングの栄光の歴史

キャデラックの2023年レーシング・プログラムの拡大は、レースでの長い成功の歴史に基づくものです。事実、キャデラックは1969年以来、ル・マンで総合優勝を競う唯一の米国の量産高級車メーカーです。

キャデラック・ブランドは2017年から「キャデラックDPi-V.R」でアメリカのスポーツカーレースの最前線で戦っており、それ以前はキャデラック・レーシングがピレリ・ワールドチャレンジで何度も勝利を収めています。

最近の戦績のハイライトは以下の通りです。

● IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を3回制覇:2021年、2018年、2017年

● ロレックス・デイトナ24時間レース4連覇:2020年、2019年、2018年、2017年

● ミシュラン北米耐久カップ4連覇:2020年、2019年、2018年、2017年

● ピレリ・ワールドチャレンジにおいてマニュファクチャラーズ・チームチャンピオンシップ5回(2015、2014、2013、2007、2005年)、ドライバーズチャンピオンシップ5回(2015、2014、2013、2012、2005年)獲得。

 

このレースにおける豊かな歴史は、2022年6月にデビューした「プロジェクトGTPハイパーカー」に影響を与え、新型「キャデラックV-LMDh」プロトタイプレースカーを予告していました。これはキャデラックの第3世代のプロトタイプ・レーシングカーであり、ブランドの誇るVシリーズの第5世代の始まりを象徴しています。

2004年以来、Vシリーズはサーキットや公道でのパフォーマンスに対するキャデラックのコミットメントを具現化してきました。ロード・ゴーイング・モデルに関しては、近年、「エスカレード-V」(2023年モデル)を含むラインアップが充実しています。「CT4-V」と「CT5-V」、サーキット走行が可能な「CT4-V Blackwing」、「CT5-V Blackwing」が加わりました。

ロレックス・デイトナ24時間レースは、キャデラックの3台のレーシングカーが世界各地で競い合う充実したレーシングシーズンの幕開けとなります。デイトナのあと、キャデラック・レーシングは2号車で3月17日にセブリング1000マイルに、3月18日に01号車と31号車でセブリング12時間レースに参戦する予定となっています。

※極めて限定的な販売モデル(Vシリーズの日本市場への導入予定はありません)

 

 

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「キャデラック V-LMDh」