キャデラック・レーシング、2台体制に拡大 JOTAと提携し2025年からハイパーカー・クラスに参戦

2024-08-08


 

キャデラック・レーシング、2台体制に拡大

JOTAと提携し2025年からハイパーカー・クラスに参戦

 

本プレスリリースは、2024年8月6日に米国で発表された英語版プレスリリース(https://pressroom.cadillac.com/gmbx/us/en/cadillac/pressroom/news.detail.html/Pages/news/us/en/2024/jul/0806-hypercar.html)の抄訳版です。詳しくは、英文プレスリリースをご覧ください。

 

デトロイト発- キャデラック・レーシングは本日、FIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカー・プログラムを、2025年シーズンの開幕から2台体制に拡大し、「Cadillac Hertz Team JOTA」のチーム名で参戦することを発表しました。

グローバル・キャデラックのバイスプレジデントであるジョン・ロスは「キャデラックにとって、WECの一員として世界最高峰のレースに挑むことは大いなる誇りであり、来年、Hertz Team JOTAを新たにチームに迎えることをとてもうれしく思います。彼らの数十年にわたるレースの経験と技術の知見を結集し、サーキットにおいて継続的な成功を収め、世界中でキャデラック・ブランドの新たなファンを獲得できると確信しています」と語りました。

Hertz Team JOTAの創設者でありディレクターのサム・ヒグネットは「JOTAは常にマニュファクチャラーチームとしての発展を目指してきましたが、今回キャデラックと提携することで、この目標が実現しました。過去2シーズンにわたり『キャデラックVシリーズ.R』と競い合って、その競争力の高さを実感しており、2025年以降のマシンを任されることを心から光栄に思っています。私たちは、WEC、特にル・マンにおいて記録的な成功を収めている恵まれた立場にあり、キャデラックとHertzとともにこの成功を継続できることをとても楽しみにしています」と述べています。

Cadillac Hertz Team JOTAは、キャデラック専用設計の5.5L DOHC V8エンジンを搭載した「Vシリーズ.R」12号車と38号車の2台でエントリーします。なお、ドライバーについては後日発表する予定です。

イギリスを拠点とするHertz Team JOTAは、ナイトヘッド・キャピタル・マネジメントLLCの関連会社が一部を所有し、世界的なレンタカー会社であるHertzや、過去7度のチャンピオンで起業家のトム・ブレイディがスポンサーを務め、チームを支援しています。2023年にプライベーターとしてハイパーカー・クラスに参戦し、現在、他メーカーの2台の車両でWECに参戦中です。5月11日に開催されたトータルエナジー・スパ・フランコルシャン6時間レースでは、プライベートチームで歴史的に初となる総合優勝を果たし、シーズン開幕戦のカタール航空主催のレース、カタール1812kmでは2位になりました。Hertz Team JOTAは、ハイパーカー・プライベートチームのFIAワールドカップで首位に立っています。

キャデラック・レーシングのWEC初年度のハイライトは、100周年を迎えたル・マン24時間レースでの3位入賞です。「キャデラックVシリーズ.R/2号車」は、2023年シーズンの開幕戦でセブリング、ポルティマン、スパ・フランコルシャンがトップ5位入りを果たしました。

IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに2台のグランドツーリング・プロトタイプ(GTP)ファクトリープログラムで参戦しているキャデラック・レーシングは、2023年にはアクション・エクスプレス・レーシングとの「ウィーレン・キャデラックVシリーズ.R/31号車」で、GTPフルシーズンおよびIMSAミシュラン耐久カップのマニュファクチャラー、チーム、ドライバーの各受賞を独占しました。 

これまでにキャデラック・レーシングは、9つのマニュファクチャラー選手権、5つのIMSAミシュラン耐久カップ・マニュファクチャラー選手権を獲得し、2017年以降のIMSAプロトタイプ競技での30勝を含む、合計69のスポーツカー選手権で勝利を達成しています。

なお、キャデラック・レーシングは、2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの計画を後日発表する予定です。

「キャデラックVシリーズ.R」は、キャデラックの第3世代のプロトタイプ・レーシングカーであり、ブランド初のハイブリッド電動レーシングカーです。キャデラック・デザイン、キャデラック・レーシングそしてシャシー・コンストラクターのダラーラによって共同開発されたこのレーシングカーには、バーティカル・ライティングやフローティング・ブレードなど、「キャデラックVシリーズ」の市販車の主要デザイン要素が随所に取り入れられています。

 

Hertz Team JOTAについて

2000年に設立されたHertz Team JOTAは、近年、最も経験豊富で成功を収めたスポーツカーチームのひとつです。ル・マンでは、LMP2クラスで2017年の総合2位と3位を含む10回の表彰台を獲得しており、主なタイトルには、2016年ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、2017年アジアン・ル・マン・シリーズ、FIA世界耐久選手権での複数の準優勝。その他の実績としては、ブランパン耐久シリーズでの総合優勝、スパ24時間、ニュルブルクリンク24時間、アメリカン・ル・マン・シリーズでのクラス優勝があります。2023年には、Hertz、シンガー・グループ、ブレイディ・アパレルなどのスポンサーとのパートナーシップにより、Hertz Team JOTAは世界最高峰の耐久モータースポーツに参戦し、2024年5月に開催されたトータルエナジー・スパ・フランコルシャン6時間耐久レースで、ハイパーカー・クラスにおいてプライベートチームとして歴史的初優勝を飾りました。2024年のドライバーのラインアップには、チームの大黒柱であるウィル・スティーブンスに加え、フィル・ハンソン、オリバー・ラスムッセン、カラム・イロット、ノーマン・ナト、そしてF1世界チャンピオンのジェイソン・バトンが名を連ねています。

 

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