「キャデラック セレスティック」の第1号車を納車
本プレス・リリースは2025年6月24日に米国で発表された英語版プレス・リリース(https://news.gm.com/home.detail.html/Pages/topic/us/en/2025/jun/0624-First-Cadillac-CELESTIQ-delivered.html)の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。
ミシガン州ウォーレン発 —キャデラックは、今週、すべてが手作業で仕立てられた「キャデラック セレスティック」の第1号車を、ゼネラルモーターズ・グローバル・テクニカル・センターで行われたプライベートセレモニーにて納車しました。オーナーの個別の要望に応じて特注で作られた究極のラグジュアリーEVセダンは、ヴァンダービルトのキャデラック・ハウスで開催されたイベントにて引き渡されました。この施設では、「セレスティック」の顧客が極めてパーソナライズされた体験を通じて、自らの車両のデザインを細部までカスタマイズすることができます。
「セレスティック」は、キャデラックの超高級車の新時代を象徴するモデルです。すべての「セレスティック」は、キャデラックの技術、性能、洗練性、そして革新の真髄を体現しています。顧客は「セレスティック」のコンシェルジュと連携し、キャデラックのデザイナーによるきめ細やかなサポートを受けながら、自身の好みや希望に完全に沿った世界に一台だけの「セレスティック」を創り上げることが可能です。
キャデラックは、第1号となる「セレスティック」の納車により、アメリカン・ラグジュアリーとイノベーションの新たなマイルストーンを達成しました。キャデラックのデザイナーとエンジニアたちは、可能な限り最先端の技術を結集した車両をつくることを目指し、1908年にキャデラックが掲げた「世界のスタンダード」を再び確立しようとしています。
「セレスティック」の開発において、エンジニアやデザイナー、スタイリストたちを導く“北極星”となったのが、「アイソレーテッド・プレシジョン(Isolated Precision)」という技術哲学でした。「セレスティック」は、この理念を体現し、卓越した乗り心地と精密なハンドリングを両立させています。全電動の「セレスティック」は、最大出力655馬力と最大トルク646 lb-ftを発揮し、Velocity Max1モードで0から60mphまでわずか3.7秒で加速します。キャデラック推定の航続距離は303マイル(約488km)2で、郊外の道から高速道路まで洗練された快適なドライブを提供します。
「セレスティック」は一台ごとに完全オーダーメイドでつくられます。販売価格は、顧客ごとのカスタマイズ内容に応じて決定され、30万ドル台半ばからの設定となります。またすべての「セレスティック」は、ミシガン州ウォーレンのGM工場内に新設されたアルチザン・センターで組み立てられます3。
¹ 閉鎖されたコースでの測定値に基づく。初動車両移動(IVM)による。
² フル充電時の航続距離。開発テストおよびSAE J1634(2017年改訂版 – MCT)に準じた分析的推定による。生産前に変更される可能性があります。実際の航続距離は、気温、地形、バッテリーの劣化状態、積載量、運転および車両のメンテナンス状況など、複数の要因によって異なります。
³ 米国および世界各地から調達した部品を使用して組み立てられています。
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====== 以下参考 ======
【レトロ・ライド※】
力強さと高級感を漂わせた2003年型「キャデラック シックスティーン」
本プレス・リリースは2025年6月10日に米国で発表された英語版プレス・リリース(https://news.gm.com/home.detail.html/Pages/topic/us/en/2025/jun/0910-retro-rides-the-cadillac-sixteen-concept-oozing-power-and-luxury.html)の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。
キャデラックは、1930年のニューヨーク・モーターショーで世界初となる量産型V型16気筒エンジンを搭載した乗用車を初披露し、世界中を驚かせました。このV16 7.4リッターエンジンは、「世界のスタンダード」というブランドアイデンティティを体現したものであり、キャデラックの世界の高級自動車市場におけるトップの地位を確固たるものにしました。
キャデラックの初代 V16モデルは、第二次世界大戦の影響などで販売が低迷したこともあり、1940年に生産が終了しました(実際、GMは1942年初頭から1945年の終戦まで、3年以上もの間、すべての生産を戦時体制の支援に転換し、一般向け車両の生産を一切行いませんでした)。そしてそれから70年余りの時を経て、2003年、キャデラックのV16は、デトロイト・モーターショーで華々しく「シックスティーン」コンセプトとして復活しました。
キャデラック100周年を記念して誕生した「シックスティーン」は、流麗で低重心な4ドアモデル。全長18.6フィートという圧倒的なサイズを誇り、キャデラックの代名詞ともいわれる大胆でドラマチックなエクステリアデザインの象徴となりました。車両の中核となるのは、独自のデュアルパネル式のアルミニウム製フードの下に収めらされた13.6リッターV16エンジンです。「XV16」と名付けられたこのエンジンは、オリジナルのV16を現代風に再解釈したもので、GMの伝説的なスモールブロックV8エンジンから派生したプッシュロッド設計を採用し、驚異の1,000馬力と1,000ポンドフィートのトルクを発揮。なお、軽量アルミニウム合金の使用により、GMのVortec 8100 V8エンジンよりも64ポンド軽量化されていました。
2003年に発表された「シックスティーン」プレス・リリースによると、「XV16」の設計にあたり、GMのパワートレインチームは、「卓越した品質、信頼性、耐久性に加え、タービンのようになめらかで、ノイズ、振動、衝撃を最小限に抑えた」エンジンを開発する使命を担っていました。また、同クラスのV10やV12エンジンと同等の燃費効率とクラス最高の出力を実現し、レギュラー無鉛燃料に対応するという条件も求められていました。そして、エンジニアたちはこれらの目標をすべて達成しただけでなく、わずか8カ月でそれを実現しました。
「シックスティーン」コンセプトの豪華さは車内にも及んでいました。GMのデザイナーたちは、「シックスティーン」のインスピレーションの源となった戦後のV16モデルが誇る極めて贅沢なインテリアを再現することを目指し、手縫いのトスカーナレザー張りのシート、シルクのカーペット、ウォルナットバールのパネル、さらにはダッシュボード中央にブルガリの時計を配置しました。その他の装備には、リアシート用のDVDプレーヤー、Boseサウンドシステム、クリスタル製のインストルメントクラスターダイヤルなどが挙げられます。
「キャデラック シックスティーン」が市販されることはありませんでしたが、当時のブランドの技術力や未来のデザインの方向性を示す成功例となりました。また、後に量産化されることになる、ハンドビルドされた超高級車「キャデラック セレスティック」の開発にも大きな影響を与えました。そして、「シックスティーン」やそれ以前に発売された1930年代のV16モデルと同様に、「セレスティック」もまた、大胆なエクステリアデザイン、先進技術、卓越したクラフトマンシップを通して、キャデラックが再び「世界のスタンダード」としての地位を確立する役割を果たしています。
※【レトロ・ライド】は、GMの長い歴史の中から注目すべき車両を紹介します。100年以上にわたって、GMは自動車、ピックアップ・トラック、SUV、バン、ステーションワゴン、そしてバスに至るまで、多種多様なクルマを生み出してきました。その中には、懐かしく思い出され、コレクターに求められているものもあれば、ほとんど忘れ去られているもの、再発見に値するものもあります。この【レトロ・ライド】では、GMの過去の偉大なデザイン、エンジニアリング、テクノロジーのアイデアに新たなスポットライトを当てていきます。
====== 以上 ======